Q.エゴノキの落葉について

Q.
植えて5年ほどのエゴノキが、昨年から、この時期に
落葉するようになりました。
葉には斑点状のものがあります。
予防法と対処法を教えてください。(写真持参)

A.
エゴノキには、うどんこ病(葉の表裏両面に白い菌糸)、
さび病(葉裏に黄褐色の小さな斑点を生じ、
やがて黄色粉状物を出す)、
輪紋葉枯病(表裏とも灰白色~淡褐色の斑点を生じる)、

褐斑病(初め1~2mm、やがて拡大して
葉脈に囲まれた5mm大の褐色斑点となる。)が、
記載されています。写真からの判断になりますが
褐斑病だと思われます。

褐斑病は、7月頃から発生し始め、
秋季に発病が激しくなります。秋口からの落葉ですので、
樹勢には大きな影響はないと思いますが、
花つきや実のなり方はいかがですか。

予防方法ですが、まず病落葉を綺麗にかたずけましょう。

また、病気が気になるようでしたら、
7月頃病気が出始める前に、
殺菌剤(ペンコゼブ水和剤、トップジンM水和剤)を
約2週間おきに2~3回散布すると良いでしょう。
                  (小河)