松の葉の変色

Q.

はじめまして。松の木 葉の変色について教えて下さい。

5年前に春になると一部ではなく全部の葉が真っ黄色になり、葉が下を向いて、その葉が赤茶色になり枝がポキポキ折れる症状が出始めました
そこで、キノンドーとジマンダイセン水和剤を2週間おき交互に6回散布しました
症状は完全には完治しませんでしたが、
4年前も3年前も同じ症状だったのが、昨年と今年からは黄色にならずに、一部オレンジになり、緑摘みの時期になっても新しく新芽が芽吹かずに枯れたり、葉が開ききらないまま枯れてしまいます。
オレンジや赤茶色になった葉の枝は枯れる事が多いです。

高植えで真砂土で2月にマシン油、小さな毛虫が出始める頃に消毒、グリーンパイルを埋めたり、根の回りに何カ所か穴を掘り、肥料と顆粒HB-101を混ぜて与えたり、HB-101を噴霧器で葉に散布したりしています。
除草剤は一度も使用したことはありません。

植えているのは日当たりのよい場所ですが、葉が赤いのは松の木の北側と東側が多いです
最上部、2段目、3段目、4段目、いずれも同じ方角に被害が出る為、一番上の葉が落ちて菌によるものでは?と思って調べてみましたが、原因がわかりませんでした。

病気なのか、貝殻虫なのか、薬もどのような薬剤が合っているのか教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。

 

A.

病気として葉枯病と考えます。併せて本年の猛暑による樹勢の低下や水不足が助長していると思われます。

農薬はキノンドーを散布されており、時期、回数は問題ありません。また、肥料はグリーンパイルで不足はないかと思われます。

枯れた枝葉から感染するため病気に侵されている葉は早めに取り除いてください。

また強剪定や芽摘みは避けて樹勢回復を試みてください。(空閑)