Q.
庭のモミジがカミキリムシの被害にあわないようにしたいのですが。
また肥料のやり方も教えてください。
A.
カミキリムシは冬の間は活動しませんので、特に冬にできることはありません。
カミキリムシの生態は、幼虫の状態で材内で越冬し、春から食害を始めます。
その後蛹化し、6月頃羽化し、その後また後食し、産卵します。
カミキリムシは食害するとノコクズ状の虫糞が出ているので、
その穴に園芸用キンチョールEを噴入し、噴入後穴をふさぎます。
幹や太枝の樹皮が浮いている場合は、その部分を丁寧にはぎとり、
用水がたまらず材が乾くようにします。
その後、トップジンMペーストを塗っておくとより良いでしょう。
枯れ枝は基部から切り取り、切り口にトップジンMペーストを塗布してください。
肥料のやり方は
幹から放射状に深さ30センチくらいの穴を掘り(根を傷つけないように!)
そこに有機質の堆肥を入れてください。
安価な堆肥よりも、農協や園材屋さんなどで扱っている堆肥をお勧めします。
(小河)