Q.庭のカイヅカイブキ・イヌマキ・クロマツの管理

Q.

庭を自分で管理せねばならなくなった。

カイヅカイブキ・イヌマキ・クロマツがある。

今頃(春先)できることは?

 

A.

カイヅカイブキ・・・しばらく手入れをせず、荒れているようなので、透かし剪定をし、内枝の針葉が元気になった段階で切り戻し剪定をする。

イヌマキ・・・今でも伸びた枝の剪定可。伸びすぎているものは、2年生針葉のところで、葉のついたところを残して剪定してもよい。

クロマツ・・・最低年1回剪定。できれば、6月頃にみどり摘み(新芽摘み)・12月頃にもみあげ(古葉落とし)を行う。

マツグリーン液剤を①5月中 ②6月10日頃 ③6月下旬 or 7月上旬、の3回散布する。(小河)

 

(初心者向け回答として下記も参考にしてください)

カイヅカイブキは、しばらく手入れされてないので全体が荒れています。

手入れの順序として、次のようにしてください。

① 枝がこみあっていますので、枯れた枝や内側に向いている枝など、余分な枝を抜きます。(これを透かし剪定といいます)

② 内側の枝葉(針葉)が芽生え、元気になった時点で、10~20センチくらい外側の剪定をします。(これを切り戻し剪定といいます)

③ カイヅカイブキの場合はあまり切りすぎると、とがった杉の葉のような針葉がでてきて、やわらかい葉に戻りません。(これを先祖返りといいます)

切りすぎないようにして、数年続けてください。

針葉樹は葉を残して剪定するようにしましょう。葉を残さないと、その枝は枯れてしまいます。(手嶌)