Q.
ソメイヨシノの一部が箒状になっています。その枝には花も咲かず、やがて枯れてきます。
年々そのような枝が多くなっています。どのように処置すると良いのでしょうか?
A.
サクラのてんぐす病という病気です。
病気を防除するためには、箒状になっている枝を付け根から切り取り焼却するのが一番良いです。
切り取る時期は2月が良いでしょう。
なるべく早めに病気にかかっているを見つけ、枝が太くならない段階で切り取れば、切り口に殺菌塗布剤を塗る必要はありません。
切り口の直径が2センチを超えると殺菌塗布剤を塗って、枝が腐朽するのを防ぐ必要があります。
近くに同じような症状の木があれば感染する可能性がありますので、一緒に防除してください。(小河)