Q.レッドロビンの樹皮が毛糸状に、めくれています。

Q.
 レッドロビンの樹皮が毛糸状にふくれ、めくれるような
 状態になります。対処法を教えてください。

A.
 カナメモチ類には、カミキリムシ類のルリカミキリが
 加害します。 
 幼虫が樹皮下をかじり、細長い木くずを出します。
 
 カイドウなどでは、樹皮と木くずが混じったように
 なり、美観を損ねますし激しい場合には枝枯れや
 枝折れが起こります。
 
 糸状の木くずをきれいに取り除くと、木くずを
 排出する穴が見つかるとおもいますので、
 針金などを上下に差し込んで幼虫を殺してください。
 
 また、木くずはきれいに処理し、傷を受け浮上がった
 樹皮は注意深く取り除いてください。
 
 大きな傷には、トップジンMペーストを塗布
 されると良いでしょう。
 
 それから、ルリカミキリの成虫が産卵し幼虫が孵化する
 6月頃、MEP乳剤(150倍)を樹幹(幹と太目の枝)に
 散布する方法もありますが、発生時期との関係もあり、
 確実性には欠けると思います。   (小河)