![Q.ヒイラギの変色と食害](https://blog.ryoku-cen.net/wp/wp-content/uploads/8430293d1eaccbc62d13ee36758e6b01-e1466211307859.jpg)
Q.
6月ごろから、ヒイラギ、ヒイラギモクセイの葉裏が食害されて透けたようになり、一見褐色に変色したようになっています。原因と対策を教えてください。
A.
ご近所や道路上の緑地帯を良く見ていますと、ヒイラギ、ヒイラギモクセイ、モクセイの葉が食害され、透けて見えるようになっていることが良く観察されます。
これは、テントウノミハムシの被害です。
被害葉の裏側を良く見てみますとテントウムシのような害虫(メアカボシテントウに類似しているそうですので、興味のある方はご確認ください)を見ることが出来ます。
テントウノミハムシには登録農薬は無いと思いますので、5月末から6月に葉肉内を盛んに食害する時期に被害葉を摘み取るか、成虫をネットに払い落とすかすると効果的なのですが、被害の激しい場合にはそれも難しいでしょうから、果樹等のハムシ類に登録のある薬剤を注意深く、試験的に散布して見るのも一つの方法でしょう。しかし、あくまでも、個人の責任で試験的に散布することになります。(小河)