Q.
あちこちのケヤキの街路樹で、虫こぶが発生している。対策を知りたい。
A.
ケヤキの葉にできる虫こぶの被害としては、ケヤキフシアブラムシ、オカホソクロアブラムシの被害が多いと思います。
春、葉が展葉直後に虫が入りますので、この時期にモスピラン水溶剤等の殺虫剤を散布します。
夏には成虫はタケ、ササ、イネ科植物の根元に移動します。
伐採や剪定によって虫を減らしたいとすれば、この移動の前におこなう必要があります。
そして、成虫は秋になればケヤキの木に戻ります。
対策としては、
①根元にササ等を植えないこと
②春新芽が出るころに上述の薬剤を散布する
③落葉期にマシン油を散布する(幹に産み付けられた卵を殺す効果が少しはあると思います。)
(神代)