Q.
レッドロビンについて、植栽適期と注意点、1年間の管理及び、もしも病気に罹った場合の対処法を教えてください。
A.
レッドロビンは外来種で、和種よりも比較的病害虫に強く成育旺盛なため、20年くらい前から和種のベニカナメの代用品として、生垣樹に多く利用されるようになりました。
春先の新芽は、他の木より早く開葉して燃えるような濃紅色が人気を集めました。
植栽の適期は、2月下旬から3月下旬が最適期で、植え傷みも少ないようです。
栽培されているものではコンテナ栽培(ポット)が多く、一年中植栽できるようになっています。
植栽時には必ず水やりをして、乾いた頃には適時、みずやりをしましょう。
一年間の管理としては、主に生垣ですが、年に2回程度の刈り込みが必要です。
放置しておくと、成長が速いために手に負えなくなります。
病害虫対策ですが、4月下旬から5月上旬、6月下旬から7月上中旬、9月上旬から9月下旬の年に3回程度、殺菌剤と殺虫剤を混用で散布してください。
もし、病気が発生した場合は、殺菌剤を幹・葉から流れ落ちる程度に散布してください。2週間おきに3回程度散布してください。(古賀)