Q.
高さ1.5m、根元径10cm、数年間放置していたクロマツ。
葉が赤くなって枯れていたり、葉に黒い斑点があるので、3週間前に指導を受けて薬剤を散布したが、効果がない。
A.
葉ふるい病のようです。枯れてしまった葉が緑になるということはありません。
銅剤を散布します。マンネブ剤やキノウドウ、ドウグリーンなど。
みどり摘みのあと、伸びた芽に感染しないようにし、落ち葉を綺麗に清掃することも必要です。(神代)
(以下、回答追加)
マツの剪定は慣れないと難しいですね。
マツの管理、特に剪定について、ぜひ緑化センターの講習会にご参加いただければと思います。
マツのザイセンチュウ病防除として、5月中旬、6月10日前後、7月上旬の計3回、スミパイン乳剤を散布します。
葉枯性の病害対策として、キノンドー水和剤40の500倍液を2週間おきに2~3回散布します。
また、マツの樹勢を高めるべく、深さ30cmくらいの穴を、マツのまわりを掘り、そこに木炭を埋め込んでください。(小河)