マツの葉が変色

 Q. 庭園のマツの木がR3年9月ごろから、新芽根本部分から黄緑色に変色してきました。

原因と対処法を知りたいのですが、アドバイスをお願いします。(写真添付)

9月と10月に ダニ剤(ダニカット)と殺菌剤(トップジンM水和剤)トレボン乳剤を2回散布して、今は落ち着いてるようにも見えます。

 

A.  穂先部の若葉、青軸の部分に粉状のカイガラムシ、ダニ、アブラムシ類の微粒害虫の発生かと思います。
     消毒薬はモスピラン水和剤2000倍またはアクタラ水和剤2500~3000倍をじっくりと散布します。
  1回目はすぐに、2回目は2週間後に。
     来年度は5月上旬、7月上旬、9月上旬に散布してください。(古賀)
    上記薬剤は登録農薬ではないので、その点ご了承下さい。
なお、松くい対策としての登録農薬としては、「マツグリーン液剤2」です。
松くい対策として5月中旬、6月上旬、7月上旬の3回散布を勧めます。
また、吸水根の伸びが良くなるようにマツの周りに30センチくらいの穴をほって木炭を埋め込むこともオススメです。(小河)
以上、御二人の先生の回答となります。
どうぞよろしくお願いします。