ギンバイカの根元辺りに黄色い塊

Q.

<樹木名> 銀梅花 ギンバイカ (地植え、約10年)

ギンバイカの根元あたりに黄色い土のような物が溜まっていました。作業の流れでついそのまま掃除をしてしまいました。

その後気になってネットで「木の根元、黄色い物」検索すると、黄色いものがあったらテッポウムシの糞や木くずではと書いてありました。

福岡市植物園の情報によるとその場合、必ず小さな2mmぐらいの穴があるはずとご専門の方から伺いました。そして必ずその穴からは黄色い物が続けて出ているとの事でした。

当初なかなか小穴を発見できませんでしたが、細かく探した結果それらしき小穴は発見出来ました。しかし黄色い物他一切そこからは出ていませんでした。 また虫が木の中にいる場合の駆除の方法として穴に細い針金を何度も突き刺し駆除する、薬剤を使っての場合「キンチョールE(住友化学園芸)」噴射する。と各所から伺いました。

情報にあるように細い針金で何度も小穴に突き刺しました。穴がかなり小さいせいかそれらしき物は出てきませんし、黄色い物も出てきません。殺虫剤はまだ使っておりません。(家人がギンバイカの実を楽しみにしており、永久に実が食べられなくなると困ります)

小穴の写真はかなり拡大をしておりますので、大きく見えます。多分2mmぐらいの小穴です。写真はこれでよろしいでしょうか。

どうぞよろしくお願いします。

A.

複数の写真を送って頂きありがとうございます。木の高さが3mくらいありましょうか。

下から1.2mくらいの幹・枝に薬を塗ります。

薬はスミチオン水和剤を水でトロトロ状にしたもの。それを刷毛で塗って下さい。

スミチオン水和剤は500グラム入りです。洗面器状の器に250グラム程度入れて、少しずつ水を注ぎ、刷毛で塗れるくらいの状態にしてください。薄めすぎてもOKです。

だいたい直径が10円玉より大きい幹や枝全てに塗るといいです。

果実の食用について。スミチオン水和剤は野菜にも多く使用されています。実は2~3時間、水に浸して、よく洗ってもらえば大丈夫ではないかと思います。(古賀)