Q.
ハナミズキを地植えしています。
大きくしたいと思いますので、
水やりの仕方、病害虫の予防法などを教えてください。
A.
ハナミズキの植栽地は水はけを良くしてください。
また、肥料としては油粕と骨粉を混ぜたものを
2月頃に根元に施します。
水やりは、乾いてきたら施す程度で
やりすぎは良くありません。
病害虫では、アメリカシロヒトリ、カイガラムシ類、
うどんこ病、とうそう病、斑点病などが発生します。
集団で食害している場合には、
その枝葉を虫毎切り取り処分します。
病茎・葉も早めに切り取り処分します。
また、落ち葉は虫の越冬場所や
翌年の病気の感染源になりますので、
きれいに掃きとり処分しましょう。
毎年発生が認められる場合には、
発生時期に下記の登録農薬を散布してください。
アメリカシロヒトリ:6月ごろから、
スミチオン乳剤(1,000倍)、ディプテレックス乳剤(1,500倍)、
カイガラムシ類:5月中旬ころから、
スプラサイド乳剤40(1,500倍)
うどんこ病:新梢が伸びるころから、
トリフミン水和剤(3,000倍)、マネージ乳剤(1,000倍)、
モレスタン水和剤(2,000倍)
斑点病:新葉が開く頃から、
トップジンM水和剤(1,500倍)、ペンコゼブ水和剤(600倍)
(小河)