Q.樹木の根張りと施肥について

Q.

以前に、業者に施肥を依頼した際、樹高・樹冠に関係なく幹から1~1,5mの位置に打ち込んでいました、。

この状態ではその効果は期待できないのでは? つまり、根の吸収根は先端に位置し、その途中には肥料を吸収出来る根は存在していないのでは?

A.

樹根は、通常、枝張りの広さの70~90%に根域があると言われています。(フジだけは別です)

主幹の近くだから細根・吸収根がないわけではありません。また、枝張り下の全面に吸収根は位置すると考えてください。

ですから、前面に施肥するのが一番好ましい施肥の方法です。(古賀)