Q.
ジンチョウゲが枯死しています。
特段の理由がわからず、今後のためにも考えられる原因をご教示ください。
A.
ジンチョウゲは通常30年以上生育するものは、非常に少ないです。
炎天下では特に寿命が短く、半日陰の所で長く生き延びるようです。
半日陰で肥沃な土、そして排水良好な場所が最適ですが、比較的移植が難しい木でもあります。
大体、10年前後で枯死するものが多いようです。
根や地際部の茎が、かび(糸状菌)に侵されていくことが多い(疫病、白絹病、白紋羽病)樹木です。
次の感染を予防するために、枯れたところには再植せず、別のところに植えるのが良いでしょう。
また、植える時に木炭粒を土とよく混ぜて植えると良い生育をします。(古賀)