Q.
おすすめの生垣があったら教えてください。
A.
現在主流の生垣種として・・・
トキワマンサク:
赤花・白花があり、合計4種くらいあります。葉は小さく、春の花が特に美しいため、今、非常に人気があります。
ラカンマキ:
緑が濃く、年間通じて美しい葉です。管理がしやすく、病害虫に強いため、人気種となっています。
プリペット類:
4種程あり、斑入りが人気です。冬期に葉が少なくなるのが欠点です。
カシ類:
落ち着いた味を持ち、日本庭園では欠かせない種です。派手さはないですが、年間通じて美しく、日本人に合う木と思います。
マサキ類:
戦後、生垣に多く使われるようになり、その後一度廃れましたが、最近また復活してきた種です。
斑入りが人気で、現在の住宅にも良く使われるようになりました。
今後のおすすめ種として・・・
上記現在主流の生垣種に加え、
ヒノキ:
非常に薄くでき、風になびく小葉が美しい。
フェイジョア:
葉が美しく、実を食べることができる。
斑入りサカキ:
市場にはあまり出回っていないが、非常に美しい。
キンメツゲ:
芽立ちがとても美しい。総じて年間通じて美しい。
チャノキ:
病気に強く、花も美しい。茶の自家栽培も可能。
アベリア類:
刈り込みに強く、手入れもし易い。病気も少ない。
ヘデラ類:
フェンスが必要だが、種類が豊富で、色や斑入りなど、多く楽しめる。
和ベニカナメ:
レッドロビンより病気に強い。
その他、いろいろありますが、
いずれにせよ、刈り込み管理が一番大事です。
ポイントは、厚みは10cm~20センチ、高さは1.5m以下。
いろんな生垣を見る機会があると思いますが、
厚みがありすぎて、道路にはみ出したりしているのを良く見かけます。
もっと薄く作りましょう。
20センチ以上厚くする必要はないです。
高さも120センチ以下なら、自分の手で充分に刈り込みが可能です。
楽しんで生垣をつくられてください。(古賀)