Q.クロマツの葉ふるい病
Q.
黒松の新芽が葉ふるい病に感染しているようで、 枝ごと切るしか解決できない状態。しかし、 枝ぶりが極端に悪くなり、それを避けたい。
消毒は、Zボルドー、キノンドー、ベンレート、 を定期的にきちんと使用したが、予防出来なかった。何故、今年に限って新芽が、ウィルスに感染したのか?
土は、やや高植。除草剤は、バスター。植え付けて、7年。 肥料は、秋から冬に油粕を、適量に1回。消毒は、最低でも5回。 病気の松には、10回。以上のような手入れをしています。
A.
①葉ふるい病
ウイルスではなく、糸状菌(かびの仲間で子のう菌)です。
感染はみどり摘み後に伸びた新梢に感染します。
感染源は罹病した旧葉状に形成された子のう殻から放出される子の う胞子です。
防除には、 みどり摘み後の新梢の針葉がわずかに開き始める6月下旬ごろから 、9月いっぱいまで、2週間おきに殺菌剤( キノンドー水和剤40なら500倍で、ドウグリン水和剤なら1000倍 )を散布します。
もみあげのときに2年生葉を綺麗にとり、 落葉もかき集めて処分しましょう。
②バスタ
非ホルモン型吸収移行性の非選択性茎葉処理剤です。
土壌中では速やかに分解されるので、 根から吸収されることは少ないと思います。
しかし、葉にかかるとそこから吸収され、 移行され葉枯れを引き起こしますので、注意しましょう。
③芽が生きていれば、翌春新梢が出るでしょう。(小河)
黒松の新芽が葉ふるい病に感染しているようで、
消毒は、Zボルドー、キノンドー、ベンレート、
土は、やや高植。除草剤は、バスター。植え付けて、7年。
A.
①葉ふるい病
ウイルスではなく、糸状菌(かびの仲間で子のう菌)です。
感染はみどり摘み後に伸びた新梢に感染します。
感染源は罹病した旧葉状に形成された子のう殻から放出される子の
防除には、
もみあげのときに2年生葉を綺麗にとり、
②バスタ
非ホルモン型吸収移行性の非選択性茎葉処理剤です。
土壌中では速やかに分解されるので、
しかし、葉にかかるとそこから吸収され、
③芽が生きていれば、翌春新梢が出るでしょう。(小河)
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