Q.マキの剪定について

Q.
 自宅のマキの木を3月から4月はじめにかけて強剪定したが、剪定していないマキより非常に元気がなくなりました。

 若い芽が多少傷んでいるようです。

 よい処置方法があれば教えて下さい。

 また、時期を変えれば強剪定しても良いのでしょうか。

 それとも、徐々に剪定した方がよいのでしょうか。

 時期と方法をご教示下さい。

A.
 3月~4月の剪定は、時期的には悪くありません。

 強剪定をしても良いのですが、針葉を残しておかないと弱ってきます。

 まず、枝を透かして樹冠内部(内枝部分)に陽が差し込むようにし、内枝に新梢が出る状態にします。

 内枝に新梢が出て茂って来てから外側の枝を切り詰めては如何でしょうか。

 その方が、木を弱らせずに数年で樹形を整えられます。

 針葉が茂って鬱陶しいようでしたら、枝抜きをされて風と陽光の通りを良くしてください。

 それから、新梢にはアブラムシ類、カイガラムシ類が寄生することがありますし、コガネムシ類の成虫が食害することもありますので、殺虫剤の散布が必要でしょう。(小河)