Q.梅雨明け後の夏期の剪定

Q.

剪定について議論になりました。(梅雨明け後の夏期の剪定)

A氏:剪定に問題はない。その後、日焼け対策をすればよい。

B氏:葉を2~3枚残して切ると良くないのでは。

アドバイスをいただければ幸いです。

 

A.

宿根草:晩春~夏場、地上部が枯れこんでくるものは、

地際から刈りとったり、早めに掘りとり球根

を保存したりするが、

夏場も生育旺盛なものは、花がら摘みや、

混み合って下葉が弱っているものは

抜き切りして透かしてやることはあると思います。

 

樹木一般:夏場に直射日光が枝・幹に強く当たるような剪定をすると、

樹皮(内樹皮)の含水率が低くなり、

枝枯・胴枯性の病気が感染し定着しやすくなります。

樹種によっては夏場に剪定するものもありますが、

それは従長枝の除去等が主で、

全体を強く刈り込むことは、まれでしょう。(小河)