Q.
クヌギ、剪定後、急に木が元気がなく、さらに
歯が、茶色くなりました。病気でしょうか。
A.
すす葉枯病等の糸状菌(カビ類)のよる病気と思います。
ベンレート水和剤、Zボルドー水和剤を月に2回散布してください。
葉が落ちるようであれば落葉を清掃してください。(神代)
写真のみでは、病原菌を見ることができず、病状・症状と発生時期等で判断するしかありません。前回の回答のようにスス葉枯病などのカビ(糸状菌)による病気との判断にならざるを得ません。(しみ葉枯病、白粒葉枯病、スス葉枯病、ニセ炭疽病、葉枯病、円星病等がクヌギの病気として記載)防除としては、感染を予防するため殺菌剤を散布するとともに、感染源となる病落葉を取り除く必要があります。それから、病気にかかった葉は、健全な状態には戻りませんので新しく芽吹いてくる新葉が病気にかからないように予防するしかないでしょう。病葉が早めに落葉し始めても、枝にある芽が生きていれば新葉が出てきますので、新葉が開き始めたらベノミル剤(ベンレート水和剤)、銅水和剤(Zボルドー水粒剤)を散布しましょう。間隔は2週間に1回程度とします。(小河)