当センターの緑の相談室には毎年冬の時期になると石灰硫黄合剤やマシン油乳剤について、ご質問をいただきます。
ダニやその他の病気の防除を目的としてご質問をいただきますが、二つの薬剤を勘違いして使っていらっしゃる場合もありますし、薬害等への配慮に欠けておられる場合もあります。
以下のPDFファイルは、当センターの4人の担当樹木医がまとめた資料です。
参考にされてください。
石灰硫黄合剤とマシン油乳剤(PDF)
なお、いずれにしましても、散布の際には薬剤のラベル等をよく読んで、希釈倍率などによく注意され、個人の責任においてご使用ください。
(福岡県緑化センター管理事務所長)
お尋ねします。
シラカシの生け垣(高さ約2メートル)にうどんこ病が昨年秋ごろ
発生しましたので、昨1月7日石灰硫黄合剤30倍を散布しました。
一冬に1回の散布で良いのか?何度か散布して良いものかご教授下さい。
又、発芽後の殺菌剤何をしようしたらよいのでしょうか?
樋口 様
こんにちは。
福岡県緑化センターの平田と申します。
このたび緑のご相談を頂きました件につきご連絡致します。
お尋ねの件は毎週日曜日に当センターに専任の樹木医が参りますので、その時に尋ねることになります。
今回のお返事(返信メール)は早くても15日(火)になりますのでご了承ください。
なお、樹木医が確認したいことがある場合もあります。
可能であれば電話で樹木医と直接お話しされるほうが良いと思います。
宜しければ、13日の10時から15時の間にお電話くださいませ。
福岡県緑化センター 電話0943-72-1193
お手数お掛けしますが、どうぞ宜しくお願いします。
福岡県緑化センター管理事務所 平田
平田様
有難うございました、お電話するか、そちらへお邪魔するかも
知れません。
その折は宜しくお願いいたします。
樋口 様
御連絡ありがとうございます。
こちらこそどうぞ宜しくお願い致します。
福岡県緑化センター管理事務所 平田
樋口 様
先日の日曜日は直接お話しなさいましたでしょうか?
樹木医より回答文を受け取りましたので、ご連絡いたします。
【回答】
石灰硫黄合剤の散布は1回で良いです。何回も消毒する必要はありません。
春、新芽が出たら注意してください。
うどんこ病発生初期の消毒が重要です。
トリフミン水和剤3000倍液、トップジンM水和剤1000倍液などを散布すると良いでしょう。
(神代)
以上です。
なお、この回答はQ&Aの形で投稿しますのでよろしくお願いします。
福岡県緑化センター管理事務所 平田