Q.
エゴノキの幹が食い荒らされます。原因と防除法を教えてください。
A.
エゴノキには、幹に穿孔して樹皮下と材を食害するゴマダラカミキリがいます。
成虫は6~8月に現れ、地表に近い幹部の樹皮に傷を付けて産卵すると言われますので、産卵防止のために6月上旬ごろにスミパイン乳剤(50~150倍)を地上70センチくらいまで、2回位散布します。
また、幹から虫糞を出している孔には、園芸用キンチョールEを噴入して、孔口をふさいでください。
このほか、エゴノキには葉にもぐるエゴハムグリバエ、葉に小球状の虫コブをつくるエゴタマバエ、若枝の先端にネコアシと呼ばれる大きな虫コブをつくるエゴノキネコアブラムシが寄生すると言われています。(小河)