Q.トネリコの落葉

Q.
7年前に植えたトネリコ(4本仕立て、樹高 5m)の葉が全て落ちました。

このまま施肥や水やりを続け、来年の発葉を期待するか、伐採すべきか、いずれが良いか迷っています。

A.
モクセイ科トネリコ属の樹木には落葉性のものと常緑性(半落葉性)のものがあります。

本当の「トネリコ」という木は落葉高木で、かなり大きくなりますので、個人庭園で使用されることは少ないと思います。
最近個人庭園等ではトネリコ属の樹木としては、アオダモ(コバノトネリコ、落葉性)やシマトネリコ(常緑、半落葉)が多く用いられています。

一般的に植栽後7年も経過した木が水不足で枯れるということは考えにくいので、原因は別のところにあるのではないでしょうか。
例えば、根を切ったり、土壌処理型の除草剤を使用したりということはないでしょうか?

いずれにしても現在葉がついていない幹は枯れているかもしれませんので、樹皮をハサミやナイフ等で少し剥いで生死を確認してください。
水分がないようでしたらその部分は枯死しています。
枯死した部分は元から剪定してください。(神代)