Q.
テッポウムシの駆除について教えてください。
A.
テッポウムシとは、カミキリムシ類やコウモリガ・ボクトウガ(蛾の幼虫)を指していると思います。
テッポウムシの被害は、主幹に多く、特に根株付近に集中することが多いです。
種類によっては、2~3mの高いところまで発生することもあります。
被害の多い樹木としては、モミジ類があげられます。
駆除の方法としては、風通しを良くすることが大切です。
出来る限り虫が寄り付き難い環境を作ることです。
幹肌にノコクズみたいな木粉が出ていたり地面に落ちていたら、即孔の中の虫を駆除することです。
細い棒や針金で孔の上下を突いてください。
また、幹肌にヤニが吹き出ていたら虫による食害があります。
なかなか普通の消毒で駆除することは難しいので、針金等で突いて駆除することになります。
予防策として薬剤を使用することもあります。
幹肌に薬剤を塗布して害虫が寄り付かないようにします。
年に1回または2回程度塗布することで、ほぼ被害はありません。(古賀)