Q.
伸びすぎた樹木を低く仕立てなおしたい。時期や方法が知りたい。
A.
強剪定を行う時期は、樹液の流動が始まる3月上旬・中旬が適期といわれています。落葉樹も常緑樹もこの時期です。ただし、針葉樹の場合は、切りのこした部分に針葉(葉)がついていないと、新芽が出ずにそのまま枯れることが多いので注意が必要です。
透かし剪定等を行い、内枝の針葉が充実してきたら、好みの場所(長さ、高さ)で剪定が可能になるでしょう。
太い切り口には、癒合を促進するために、樹皮と材の境を中心に接ぎ木ロウを塗布し、塗布し残した材部には墨を噴霧しましょう。(小河)