Q.
レッドロビンの葉に紅色の小さな斑点が多数でき、その後斑点の周囲が鮮紅色をした2~5mm位の灰褐色の斑点になります。
何の病気でしょうか。防除はどのようにすればよいでしょう。
A.
以前にもベニカナメモチでお答えしたかもしれませんが、多分ごま色斑点病でしょう。
カナメモチ類では、レッドロビンはこの病気が出にくい種類なのですが、時々相談があります。
この病気を引き起こす病原菌は、カナメモチの他、バラ科ナシ亜科に属するシャリンバイ、カリン、ビワ、セイヨウサンザシなどを侵します。
レッドロビンには登録農薬は今のところ無いと思いますが、トップジンM水和剤・ベンレート水和剤の1,500倍液の散布に予防効果が認められています。十分に注意してください。
また、今発生している病葉は元に戻りませんし、次の感染源になりますのですべて摘み取ってください。そうすることで、新しく伸びてくる新葉に対する感染予防となります。(小河)