Q.
モッコクの葉が枯れています。
剪定が原因になることがありますか?
A.
モッコクには、5~6月あるいは9~10月頃にモッコクハマキというハマキムシの仲間が発生して、葉を数枚つづりあわせて、その中で葉肉を食害し枯れたようになります。
特に新芽の部分に多く、激しい場合は丸坊主になります。
モッコクハマキの発生時期に殺虫剤(カルホス乳剤1000倍液)を散布しましょう。
発生初期であれば、二枚葉を合わせた部分を外から押さえれば中にいる虫を駆除できます。
それから、モッコクには炭素病と葉焼病(葉に暗褐色の斑点を生じ、それから拡大ゆ合して葉枯れ症状となり、やがて落葉する)が記録されています。
葉焼病は新葉が展開(拡がる)し終わったころ、降雨後の晴天の日に発生し始める例が多いと言われていますので、新葉が展開し始めたら、殺菌剤を散布しましょう。(小河)