Q.
出入りの造園屋さんに、松や梅がこうやく病になっているといわれました。
石灰硫黄合剤の原液を塗ると良いと言われたのですが・・・
一般的なイメージのような表面が波打っているわけではなく
つるっとしていますので、気になったのでお尋ねします。
A.
お話をうかがう限り、こうやく病の可能性は高いと思います。
こうやく病はカイガラムシと共生関係にあり、
カイガラムシの上にこうやく病のフェルト状の菌糸が広がります。
小枝が枯れることもあります。
カイガラムシの防除が大切です。
12月から1月の間にマシン油乳剤40倍液を散布し、
1ヶ月以上あけてから石灰硫黄合剤40倍液を散布してください。
こうやく病の菌糸に石灰硫黄合剤の原液を塗布したことはないのですが、
高濃度のものが新芽や葉につくと薬害が出ると思いますので、
その点ご注意ください。(神代)