Q.サルスベリの管理

Q.
サルスベリの病気や害虫を予防したいのですが・・・


A.
近頃は、サルスベリの新芽が伸び始め、開いた葉は少しずつ緑が濃くなっていますね。
葉にアブラムシの寄生が目立つ時期になってきましたし、そろそろ枝にカイガラムシの孵化幼虫が発生しはじめます。

これらの害虫が寄生すると、その排泄物にすす病が発生し、葉や枝が黒くなりますので注意しましょう。
アブラムシには、発生したらすぐに殺虫剤(スミチオン乳剤1000倍、サンヨール液剤AL原液、ベニカX乳剤500倍)を散布しましょう。
カイガラムシは、毎年発生する場合には、冬場にマシン油乳剤を散布し、最初の孵化幼虫が発生しはじめる6月ごろに、殺虫剤(スプラサイド乳剤40 1500倍、サンヨール液剤AL原液)を10日おきくらいに2~3回散布しましょう。

8月にも次の孵化幼虫が出始めますので、様子を見ながら散布しましょう。(小河)