Q.アラカシの病気の予防

Q.
アラカシを夏場に剪定したのですが、その後に注意すべき病気がありますか。あったら、予防方法を教えてください。

A.
夏場に剪定されたら、そろそろ新しい芽が伸びて新葉が開いている時期ではないでしょうか。

新葉には9~10月頃にかけて、うどんこ病(表うどんこ病、紫かび病)が発生しますので、薬剤の予防散布が必要になります。

良く観察し、うどんこ病の被害が発生したら、トリフミン水和剤、マネージ乳剤、モレスタン水和剤、フルピカフロアブルなどの薬剤を散布してください。

また、剪定前に枝枯れ被害が見られた場合には、枝枯細菌病の発生が懸念されます。

先端から濃褐色に変色した新梢を見出したら、ペンコゼブ水和剤、バクテサイド水和剤などの薬剤を散布しましょう。

被害が無い場合でも、台風等の強い風雨のあとに発生が激しくなりますので、台風等の後には予防的に薬剤を散布しましょう。(小河)