Q.
アジサイの剪定として、過去のQ&Aに
アジサイの本格的な剪定は、原則として葉が落ちてから、夏にするのは、花柄をとることと、伸びすぎた枝を切り取るくらい、
冬期に当年枝、1年生枝の20センチ~40センチくらいの枝を15~20本くらい残して、他の枝は根株元より全部切り取りましょう・・・
とありますが、冬に当年枝と1年生枝とは違うのでしょうか。
ちなみに、違いはどうやって見分けたらいいのでしょうか。
(参考)
みんなの趣味の園芸の園芸用語集では、春に伸び始めた枝を「一年枝」、その前の年からある枝を前年枝(二年枝)と書かれています。当年枝は一年枝と同義と思いますが、一年生枝とは休眠期を挟んでいる枝ですので、一年枝=一年生枝ではありません。しかしながら大変わかりにくいので、当年枝と前年枝という名称で以下に解説をお願いしたいと思います。(緑セン 手嶌)
A.
写真のように、当年枝(赤矢印)は緑色でまだ堅さもあまりありませんが、前年枝(青矢印)は茶褐色で木化し樹皮が堅くなっています。
カシワバアジサイは、比較的早くから当年枝が茶褐色になりますので判断しにくいようであれば芽鱗痕(赤矢印、横皺の寄ったような部分、当年枝と前年枝の境)を見ます。芽鱗痕より先が当年枝です。(神代)