Q.
実家の枝垂れ梅についてご相談です。五十数年前自宅庭に植栽し、途中引越しで15年程前に移植しました。
今年の7月中旬あたりから葉っぱの枯れと落葉が始まりました。8月に入り、植木に詳しい方より水不足と言われ、以降は母が気をつけてあげているのですが、なかなか状況が変わりません。
場所は南向きで日当たりよく、他にもいくつか植木はあります。そばにも一本梅の木があり、枝垂れ梅ほどではないですが、似たような状況が見られます。
住まいは福岡県糸島市です。7年前に亡くなった父が植木好きで、とても大事に手入れしていた梅です。母を始め皆で毎年お花見を楽しみにしており、何とか元気を取り戻して欲しいです。
A.
本年度は非常に暑く、雨の量も梅雨以降非常に少ないようです。
このような状況の対応は、根元付近直径２ｍくらいのところに１０センチ厚さくらいの腐葉土、もしくは敷ワラを厚めに敷いて、根本付近の土中の状態を保護することが一番大切です。
自然界の山中では永年の腐葉土（落ち葉）で覆われています。
暑い夏は繰り返しそうですので、毎年根元付近には被覆して乾燥を防ぐようにしてください。
そうして施した材が土中の栄養にもなります。（古賀）
