Q.
生垣のイヌマキに2〜3年前から葉に黄色い斑点ができ葉の裏側に何か付いています。初めは一部分でしたが今では広がって新葉も枯れてしまいます。原因と対策をお聞かせ下さい。
A.
写真がないので、考えられるることをお伝えします。
1.害虫であればカイガラムシ類、ダニ類で、葉や枝に寄生し、吸汁します。葉はカイガラムシ類であれば、その排泄物で黒くなるすす病を伴います。害虫は数ミリで目視可能。幼虫発生時期の5~7月にカルホス乳剤やスミチオン乳剤の1000倍散布します。
ダニ類は吸汁して葉の艶がなくなり、黄変していきます。虫は小さく分かりづらいでしょう。バロックフロアブル2000倍を散布します。
2.病気であればペスタロチア病で糸状菌が原因です。薬は特にないです。樹勢を強くして抵抗力をつけることくらいです。(空閑)