Q.ラカンマキの剪定

Q.
ラカンマキの剪定の仕方を教えてください。

A.
生垣の場合と枝もの作りに分けてご説明します。

生垣の場合、
植栽する際に支柱を立て、横竹を2段でくくりつけて風等で倒れないようにします。
その上で、年に1回~2回(春と秋)に剪定すると綺麗な生垣ができます。
剪定のコツとしては、小枝を間引くようにしましょう。
希望の高さや横幅を考慮しながら、形を整えていきます。
葉を切ると半年間くらい、切った葉の切り口が茶色~白く見えて見苦しくなりますので、注意が必要です。

庭木として枝作りする場合、


庭木として枝作りする場合、
根元がビール瓶~一升瓶くらいの大きさになるまでは、あまり枝作りをしないで大きく育てた方が、早く庭木にできます。
その場合、木と木の間があまり近すぎると枝が枯れて、上の方の枝だけになりますので注意が必要です。

育てる時、枝が何本も同じところから出ますので、枝作りをする枝を2枝位残しながら、不要な枝は切り取ります。
早くから枝を作っていくと、枝は茂って綺麗になりますが、本体の幹の方はなかなか大きくなりません。
枝作り(紐等で引っ張る)は、新芽は出るころ(4月~6月)に行うと、形がよくできます。秋冬は枝が固くなっていますので折れやすく不向きです。
剪定は8月中旬から下旬が良いでしょう。
秋は葉すかしをする気持ちで行いましょう。(原田)