Q.ベニカナメの植替え

Q.
ベニカナメの植替えをしたいと思います。

時期や注意点など教えてください。

A.
ベニカナメは生垣用樹木として多く利用されてきましたが、最近では育てやすい西洋ベニカナメモチ(レッドロビン)の植栽が多くなりました。

両種ともに園芸店等で販売されている苗木はポリポット等で育てられたものがほとんどで、このような苗木であれば時期を選ばず植栽することができます。

カナメ類は日当たりの良い場所を好みます。
植え付けに当たっては、堆肥や固形肥料を入れ、排水にも注意してください。
水はけが悪い際には高植えとした方が良いでしょう。

また、現在植えてある木を移植するのであれば、春の移植も可能ではありますが、9~10月頃の移植の方が良いでしょう。

植えてから年数が経って、根があれているようであれば、枝を半分程度剪定した方が良いと思います。

近年、両種ともごま色斑点病の被害が見られます。
この病気が発生したら、病葉・落葉を取り除き、殺菌剤(ベンレート水和剤2000倍)の散布が必要です。(神代)